結論から言うと、育児休業給付金の申請書類でつまずいたときは自己判断で放置せず、会社の担当部署か、事業所を管轄するハローワークに相談するのが基本です。この記事では紛失時・記載方法が分からないときの考え方を解説します。
まずは会社の担当部署に相談する
賃金台帳や出勤簿等、会社が作成・保管している書類は会社側で再発行や再提出が可能な場合がほとんどです。会社から交付された証明書類の控えを紛失した場合も、まずは人事・総務の担当者に相談し、必要であれば再発行を依頼しましょう。書類の記載方法についても、会社の担当者が過去に他の従業員の手続きを経験していることが多く、社内で確認できると手続きが早く進みます。
会社で解決しない場合はハローワークへ
会社に相談しても解決しない場合や、本人が直接申請している場合は、事業所を管轄するハローワークに相談する方法があります。書類の書き方や制度の詳細に関する相談は、個人情報保護の観点から電話ではなく来所での相談が案内されています。母子健康手帳等の公的な証明書類を紛失した場合は、発行元の自治体等に再発行の手続きを確認する必要があります。
出典: 厚生労働省 Q&A~育児休業等給付~提出前にできる予防策
申請書類は再発行や書き直しに時間がかかることがあるため、提出前に会社控え分・本人保管分ともにコピーを取っておくと、後から紛失に気づいた場合でも対応がスムーズです。記載方法に迷う欄がある場合は、提出前に会社の担当者やハローワークの窓口で確認してから提出することで、差し戻しによる手続きの遅れを防ぎやすくなります。
書類の保管のコツ
育児休業給付金の手続きは育休期間中、2回目以降の申請も含めて何度もやり取りが発生します。会社から受け取った証明書類や、ハローワークから届く通知書は、育休が終わるまでまとめて保管しておくフォルダを一つ決めておくと、紛失や確認漏れを防ぎやすくなります。特にハローワークが交付する次回の申請期間を示す通知書は、次の申請時に必要になることが多いため、届いたらすぐに保管場所へ入れておく習慣をつけておくと安心です。紙の書類だけでなく、会社とのやり取りをメールやチャットで行った場合は、そのやり取りのスクリーンショットや控えも一緒に残しておくと、後から「言った・言わない」の行き違いが起きたときの確認材料になります。
まとめ
自分の場合の給付見込み額を知りたい方は、育児休業給付金シミュレーターで試算できます。
本計算は参考情報です。実際の支給額は賃金日額の算定方法・支給日数・休業期間の実績等によりハローワークの決定額と異なる場合があります。出生後休業支援給付金は、本人・配偶者双方の育児休業取得等の要件を満たす場合のみ支給されます。社会保険料免除・非課税による手取りベースの増加分は本計算に含まれません。最新の制度内容は厚生労働省・ハローワークの情報をご確認ください。